島川・原田研で研究しております「高齢者の生活意欲判定システムの実証実験」が,
日常生活における運動量の推移は,高齢者の状況を示す重要な指標となっています.そこで,運動量の推移を測定し,危険な状態および生活意欲減退の検知を実現するシステムを構築して,その有効性を検証するのがこの研究の目的です.床に電子タグを敷き詰め,掃除機や照明スイッチなど生活活動で触れる物体にも電子タグを貼付した空間を構築し,被験者には手と足に着脱可能な電子タグリーダを着けて生活行動をとってもらいます.これによって,生活行動において触れた物体や移動の履歴が記録でき,そこから運動量を測定するものです(下図参照).
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