ビルの中で地震や火災などに遭遇したとき,どの経路で逃げれば良いでしょうか?あなたの逃げようとする方向は本当に安全でしょうか?他により適した経路はないでしょうか?こういった災害に遭遇したくはありませんが,いざというときに手助けをしてくれるものがあるということは大切です.
それを実現するシステムを,情報システム学科・島川教授の研究室が開発しました.このシステムは,SUICAやICOCAなどで身近となったRFタグの技術を用いて,安全に避難できた人はどのような経路を通ったかといった経路情報を管理します.その情報を基にして,「壁に向かって右へ」のように各個人に適した避難経路を教えてくれます.
京都新聞 2007年1月20日付記事 「避難誘導指示システム開発 立命大教授ら、無線ICチップ活用」
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